イベリア航空エコノミークラスワンワールド

イベリア航空 欧州域内エコノミークラス搭乗記レビュー

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イベリア航空はスペインのフラッグキャリアであり、欧州におけるワンワールド(oneworld)加盟3社のうちの1社です。過去には紆余曲折のあった航空会社ですが、他の欧州系キャリアと比べてエコノミークラスの実力はどうなのでしょうか?現在、イベリア航空はフィンエアーの委託運航として、ヘルシンキとスペインの2都市(マドリードおよびバルセロナ)間を結ぶ路線を担当しており、私も同社を利用する機会が増えました。「Iberia for Finnair」と銘打たれたフライトではあるものの、(一部の機内食メニューを除いて)実質的にはイベリア航空のフルサービスを体験できます。それでは早速、イベリア航空の欧州域内エコノミークラスがどのようなものか見ていきましょう。

イベリア航空 エコノミークラスの座席

イベリア航空のエコノミークラスの座席はなかなか快適です。モダンなデザインで、折りたたみ式の可動ヘッドレストも備わっているため、機内でも快適に仮眠を取ることができます。個人用機内エンターテインメントシステムなどは設置されていませんが、欧州域内路線ではそれが標準的でもあります。

座席はモダンで快適な仕上がり

エーゲ航空など一部の競合他社とは異なり、足元スペース(レッグルーム)も十分な広さが確保されています。

足元の広さには全く問題ありません

機内食&ドリンクサービス

この点において、イベリア航空には嬉しいサプライズがありました。同じワンワールドのパートナーであるフィンエアーはサービスの簡素化が進み、現在は水かブルーベリージュースしか無料で提供されません。それに対し、イベリア航空では水だけでなく各種ソフトドリンクも無料で提供され、なんとマフィンまで配られました!

無料の機内食・軽食サービス

お腹が空いている場合や、より充実した体験を楽しみたい方向けに、イベリア航空では充実した有料メニューも用意されています。ただし、選択肢を増やしてよりお得な価格で楽しむなら、事前に食事を事前予約(プレオーダー)しておくのがベストです。

有料のアップグレードオプションも充実

総合的な感想

私としては、イベリア航空を好きになりたいのは山々ですし、本当にそう思っています。同社は世界で最も定刻運航率が高い航空会社の一つでもあります。さらに、イベリア・プラス(Iberia Plus)会員であれば誰でも無料のメッセージ専用Wi-Fiを利用できます。ただ、スタッフの対応がなんとも投げやりなのが難点です。チェックイン担当者は無関心で、搭乗手続きは大混乱、客室乗務員は乗客のケアよりも仲間内のおしゃべりに夢中という有様でした。今年イベリア航空に4回搭乗しましたが、温かく迎えてくれたと感じたクルーはたった1度だけでした。それ以外は散々な対応で……エコノミークラスに過度な接客は求めていませんが、イベリア航空のスタッフはその最低限の対応すら台無しにしてしまっています。

Wi-Fiはテキスト通信なら無料、1時間利用は6ユーロ、フライト全時間は9ユーロ

総評・まとめ

イベリア航空のエコノミークラスは、本来であれば素晴らしい体験になり得る要素が揃っています。だからこそ、イベリア航空はスタッフの接客態度を本気で改善すべきです。クルーが少しでもプロ意識を持って対応してくれさえすれば、ハード面などはすべて申し分ありません。グループごとの搭乗案内を適切に行い、預け入れ手荷物を受け取る際に作り笑いの一つでも見せることくらい、決して難しいことではないはずです。

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