フィンエアーラウンジワンワールド

フィンエアー・シェンゲン域外ラウンジ利用記 – 期待する価値はある?

Share this article

フィンエアー(フィンランド航空)はヘルシンキ・ヴァンター国際空港に3つのラウンジを運営しています。1つはシェンゲン域内エリアにあり、国際線(シェンゲン域外)エリアには「フィンエアー・ビジネスラウンジ」と「フィンエアー・プラチナウィング」の2つがあります。後者はファーストクラス搭乗客(興味深いことにフィンエアーにはそもそもファーストクラスの設定がありませんが)とワンワールド・エメラルド会員専用となっているため、ワンワールド便利用者の多くは前者のビジネスラウンジを利用することになります。この記事では、多くのワンワールド・ビジネスクラス利用者やサファイアステータス保持者に開放されているビジネスラウンジをレビューします。このラウンジは、フィンエアーのFinnair Plus Goldステータスでもアクセス可能です。

アクセス・ロケーション

ラウンジは少し分かりにくい場所にあります😶🌫️。出国審査(パスポートコントロール)を通過した後、免税店エリアを通り抜け、2つの建物を結ぶ連絡通路を進み、さらに多くの免税店を抜けてレストランが集まる開けたエリアまでかなり歩く必要があります。その開けた広場に出たら左に曲がり、右側の白い壁に沿って進むと、右手にラウンジのエントランスが見えてきます。

シェンゲン域外にある2つのフィンエアーラウンジは、どちらも52〜60番ゲートへの案内に沿って進むと見つかります

ワンワールド加盟航空会社以外のフライトを利用する場合は、ターミナルの別の場所にある別のラウンジを利用できる可能性があります。いずれにせよ、このラウンジにたどり着くまでは少し時間がかかるかもしれませんが、実際のところ利用する可能性のある各搭乗ゲートにはかなり近い便利な立地です。

インテリアと設備

ラウンジ内はエリアごとに異なるスタイルのインテリアで統一されています。ゆったり寛げるソファ席からダイニングテーブルが並ぶお食事エリアまで、どんな旅行者にもぴったりのスペースが用意されています。

フィンエアー国際線ビジネスラウンジの様子

すべてのフィンエアーラウンジで個人的に気に入っているのが、プリンターが使える点です。エキゾチックな目的地へ向かう際、入国審査のために各種書類を印刷しなければならないことがよくあります。そうした状況で、ラウンジ内にプリンターがあるのは本当に助かります。

シャワーはシャワールームのドア横にある端末から直接予約できます

その場で直接予約できるシャワールームも完備されています。空室があれば、ドア横の操作パネルからすぐにシャワーの利用予約が可能です。さっとシャワーを浴びたい時にも、面倒な手続きが一切不要なのは嬉しいポイントです😀。

食事・ドリンク(フード&ビバレッジ)

ラウンジのビュッフェは、シェンゲン域内ラウンジのものと比べるとかなりグレードアップしています。ランチタイムに訪れるといつも提供されている気がするので、ミートボールを出すのはフィンエアーの定番スタイルなのかもしれません…。おそらくフィンランド風のミートボールは加工度が高く、とてもリーズナブルだからでしょう。いずれにしても料理自体は美味しいのですが、選択肢はそれほど多くありません。チキンとミートボールという2種類の肉料理に、どちらも同じペッパーソースがかかっていました😅…。フィンエアーは料理にもう少し力を入れるべきかもしれません。ヘルシンキ市内の10ユーロのランチビュッフェのほうが品数が豊富というのは、少しどうなのかなと思います。ビジネスクラスの乗客が本当にこのレベルのサービスに見合う対価を支払っていると言えるでしょうか?

美味しい食事を楽しめますが、メニューの選択肢は限られています

ドリンクに関しては、コーヒー、紅茶、水、ジュース、炭酸飲料、ワイン、シャンパンなど、期待されるものは一通り揃っています。この点でフィンエアーラウンジが際立っているのは、専属のバーテンダーがいる専用バーカウンターがあることです。これは素晴らしい設備ですが、残念ながらバーテンダーに甘めのカクテルのおすすめを尋ねたところ、「お酒にはあまり詳しくなくて、リクエストされたものをそのまま作っているだけなんです」と白状されてしまいました🤣。

フィンエアー・シェンゲン域外ビジネスラウンジのバーカウンター

総評・まとめ

フィンエアーラウンジは広々として居心地が良く、充実した食事やドリンクが揃っています。サービスが完璧に行き届いているとまでは言えず、時折ぎこちなさを感じる場面もあります。もしカタール航空を利用していてプラザ・プレミアム・ラウンジにもアクセスでき、すでにフィンエアーラウンジを体験したことがあるなら、代わりにそちらを利用してみるのも悪くない選択肢です。

フィンエアーの欧州域内エコノミークラスの乗り心地は?
パリCDG空港のエクスタイム(Extime)ラウンジ利用記 – 期待以上の贅沢な空間